【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2024-000071

FUJITSU Network Edgiot GW1500におけるパストラバーサルの脆弱性

概要

富士通株式会社が提供するFUJITSU Network Edgiot GW1500(M2M-GW for FENICS) には、パストラバーサル(CWE-22)の脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、Eddy HUYNH & Jonathan PAUC from LCIE - BUREAU VERITAS CPSが製品開発者に直接報告し、製品開発者との調整を経て、製品利用者への周知を目的にJVNでの公表に至りました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


富士通
  • FUJITSU Network Edgiot GW1500 (M2M-GW for FENICS) V02L19C01より前のバージョン

なお、本脆弱性は当該製品の構成定義情報が工場出荷状態の場合に影響を受けます。
想定される影響

ユーザークラスの権限で当該製品にログインした攻撃者に細工されたリクエストを送信された場合、本来アクセスできない機微な情報を含むファイルにアクセスされる可能性があります。結果として、当該製品の管理者クラスの権限を取得される可能性があります。
対策

[パッチを適用する]
開発者が提供する情報をもとに、パッチを適用してください。

[ワークアラウンドを実施する]
次のワークアラウンドを実施することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。
・当該製品を工場出荷状態にリセットした場合、管理者クラスのパスワードを初期値から変更する
ベンダ情報

富士通
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2024-40617
参考情報

  1. JVN : JVN#25583987
更新履歴

  • [2024年7月16日]
      掲載