【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2024-000042

RoamWiFi R10における複数の脆弱性

概要

RoamWiFi Technology Co., Ltd.が提供するRoamWiFi R10には、次の複数の脆弱性が存在します。
  • デバッグ機能が利用可能 (CWE-489) - CVE-2024-31406
  • ログファイルからの情報漏えい (CWE-532) - CVE-2024-32051

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:三井物産セキュアディレクション株式会社
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.8 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
※上記は、CVE-2024-31406の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
※上記は、CVE-2024-32051の評価になります。
影響を受けるシステム


RoamWiFi Technology Co., Ltd.
  • RoamWiFi R10 4.8.45より前のバージョン

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
  • 当該製品にアクセス可能な第三者によって、不正な操作を実行される(CVE-2024-31406)
  • 当該製品にアクセス可能な第三者によって、機微な情報を窃取される(CVE-2024-32051)
対策

[アップデートする]
当該製品の電源を入れると、Over-The-Air(OTA)機能により自動でアップデートされるため、ユーザによる操作は不要です。
ベンダ情報

RoamWiFi Technology Co., Ltd.
  • RoamWiFi Technology Co., Ltd. : RoamWiFi
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [IPA評価]
  2. 情報漏えい(CWE-200) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2024-31406
  2. CVE-2024-32051
参考情報

  1. JVN : JVN#62737544
更新履歴

  • [2024年04月24日]
      掲載