【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2023-000097

Citadel WebCit のインスタントメッセージング機能におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Citadel が提供する Citadel WebCit には、クロスサイトスクリプティング (CWE-79) の脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社ファイブドライブ 谷口友郎 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.4 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


citadel
  • citadel 994 より前のバージョン

想定される影響

悪意を持ったユーザによって JavaScript コードを含むインスタントメッセージが送信された場合、宛先ユーザのウェブブラウザ上で当該スクリプトが実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。

開発者は、本件の対策を行ったバージョン 994 をリリースしています。
ベンダ情報

citadel
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2023-44272
参考情報

  1. JVN : JVN#08237727
更新履歴

  • [2023年10月04日]
      掲載