【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2023-000010

pgAdmin 4 におけるディレクトリトラバーサルの脆弱性

概要

PostgreSQL の管理ツール pgAdmin 4 には、ディレクトリトラバーサル (CWE-22) の脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 三井物産セキュアディレクション株式会社 東内 裕二 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 3.1 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


pgAdmin Project
  • pgAdmin 4 v6.19 より前のバージョン

想定される影響

当該製品のユーザによって、別のユーザの設定が変更されたり、データベースが書き換えられたりする可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。
本脆弱性を修正した pgAdmin 4 v6.19 がリリースされています。
ベンダ情報

pgAdmin Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2023-0241
参考情報

  1. JVN : JVN#01398015
更新履歴

  • [2023年01月24日]
      掲載