【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2022-000089

RICOH IPSiO SP 4210 におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

株式会社リコーが提供する IPSiO SP 4210 には、Web Image Monitor にクロスサイトスクリプティング (CWE-79) の脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 横浜国立大学 森井裕大 氏、乃万誉也 氏、安井浩基 氏、佐々木貴之 氏、吉岡克成 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.8 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


リコー
  • IPSiO SP 4210 Web Support 1.05 より前のファームウェアバージョン

想定される影響

管理者権限でログインしているユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

リコー
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-37406
参考情報

  1. JVN : JVN#24659622
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2022-37406
更新履歴

  • [2022年11月16日]
      掲載