【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2022-000083

SHIRASAGI における複数の脆弱性

概要

SHIRASAGI Project が提供する SHIRASAGI には、次の複数の脆弱性が存在します。

  • オープンリダイレクト (CWE-601) - CVE-2022-43479
  • 格納型クロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2022-43499

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社ブロードバンドセキュリティ 志賀 拓馬 氏
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.7 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
※上記は、CVE-2022-43479の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.8 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
※上記は、CVE-2022-43499の評価になります。
影響を受けるシステム


SHIRASAGI Project
  • SHIRASAGI v1.14.4 から v1.15.0 (CVE-2022-43479)
  • SHIRASAGI v1.16.2 より前のバージョン (CVE-2022-43499)

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 当該製品ユーザが任意のウェブサイトにリダイレクトされ、結果としてフィッシングなどの被害にあう - CVE-2022-43479
  • 当該製品に管理者権限でログインしているユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される - CVE-2022-43499
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。
当該脆弱性は、次のバージョンで修正されています。

  • CVE-2022-43479:SHIRASAGI v1.16.0
  • CVE-2022-43499:SHIRASAGI v1.16.2

詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください
ベンダ情報

SHIRASAGI Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
  2. その他(CWE-Other) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-43479
  2. CVE-2022-43499
参考情報

  1. JVN : JVN#86350682
更新履歴

  • [2022年10月25日]
      掲載