【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2022-000019

pfSense-pkg-WireGuard におけるディレクトリトラバーサルの脆弱性

概要

pfSense が提供する pfSense-pkg-WireGuard は pfSense CE および pfSense Plus 用のアドオンパッケージです。
pfSense-pkg-WireGuard には、ディレクトリトラバーサル (CWE-22) の脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社イエラエセキュリティ 渡部 裕 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


pfSense
  • pfSense-pkg-WireGuard 0.1.5 系 0.1.5_4 より前のバージョン
  • pfSense-pkg-WireGuard 0.1.6 系 0.1.6_1 より前のバージョン

想定される影響

pfSense のユーザによって、本来閲覧できない公開フォルダ以外のファイルを閲覧される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、アドオンパッケージを最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

pfSense
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-21132
参考情報

  1. JVN : JVN#85572374
更新履歴

  • [2022年03月03日]
      掲載