【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2021-000039

RFNTPS における OS コマンドインジェクションの脆弱性

概要

日本アンテナ株式会社が提供する RFNTPS は地上波受信型 NTP サーバーです。RFNTPS には、OS コマンドインジェクション (CWE-78) の脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 日本電気(株) 岩田友臣 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.8 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


日本アンテナ株式会社
  • RFNTPS ファームウェアバージョン System_01000004、Web_01000004 およびそれ以前

想定される影響

当該製品と同一 LAN にアクセス可能な第三者によって、root 権限で任意の OS コマンドを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版にアップデートしてください。
ベンダ情報

日本アンテナ株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2021-20719
参考情報

  1. JVN : JVN#13076220
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-20719
更新履歴

  • [2021年05月13日]
      掲載