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JVNDB-2021-000026
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富士ゼロックス製複合機およびプリンターにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性
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富士ゼロックス株式会社が提供する複合機およびプリンターには、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社イエラエセキュリティ 川田 柾浩 氏
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
- 攻撃元区分: 隣接
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 不要
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度 基本値: 3.3 (注意) [IPA値]
- 攻撃元区分: 隣接
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 部分的
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富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 (旧 富士ゼロックス株式会社)
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影響を受ける製品は複数存在します。
詳しくは、開発者が提供する情報をご確認ください。
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当該製品にアクセス可能な第三者によって細工されたコマンドを送信されると、当該製品が異常終了する可能性があります。
復帰させるには、当該製品の設置場所にて、電源ボタンによる再起動が必要となります。
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[アップデートする]
- 複合機
- 開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版にアップデートしてください。開発者によれば、「ファームウェアのアップデートはリモート保守回線を使用したダウンロード、またはカストマーエンジニアによる対応となります。」とのことです。詳細は開発者にお問い合わせください。
- プリンター
- 開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版にアップデートしてください。
開発者によると、該当する製品に対するファームウェアは段階的に提供される予定です。提供時期は開発者にお問い合わせください。
[ワークアラウンドを実施する]
次のワークアラウンドを実施することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。
- ファイアウォール等で保護されたネットワーク内に設置する
- インターネットからのアクセスを許可する場合、信頼できる IP アドレスのみにアクセスを許可する
- リモート接続が必要な場合、VPN などのセキュアな接続を使用する
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富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 (旧 富士ゼロックス株式会社)
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- その他(CWE-Other) [IPA評価]
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- CVE-2021-20679
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- JVN : JVN#37607293
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-20679
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- [2021年03月19日]
掲載
- [2021年04月12日]
影響を受けるシステム:ベンダ情報のURLを更新
ベンダ情報:ベンダ情報のURLを更新
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