【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2020-000058

XOOPS 用モジュール XooNIps における複数の脆弱性

概要

理化学研究所 脳神経科学研究センター 統合計算脳科学連携部門 神経情報基盤開発ユニットが提供する XOOPS 用モジュール XooNIps には、次の複数の脆弱性が存在します。
・SQL インジェクション (CWE-89) - CVE-2020-5624
・クロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2020-5625

この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.3 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
※上記は、CVE-2020-5624の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.1 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
※上記は、CVE-2020-5625の評価になります。
影響を受けるシステム


理化学研究所 脳神経科学研究センター 神経情報基盤開発ユニット
  • XooNIps 3.48 およびそれ以前

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
・遠隔の第三者によって、データベース内の情報を取得されたり、改ざんされたりする - CVE-2020-5624
・当該製品を使用しているユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される - CVE-2020-5625
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

理化学研究所 脳神経科学研究センター 神経情報基盤開発ユニット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. SQLインジェクション(CWE-89) [IPA評価]
  2. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2020-5624
  2. CVE-2020-5625
参考情報

  1. JVN : JVN#40725650
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2020-5624
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2020-5625
更新履歴

  • [2020年08月27日]
      掲載