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JVNDB-2020-000029
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PALLET CONTROL において任意のコードが実行可能な脆弱性
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PALLET CONTROL は株式会社 JALインフォテックが提供する IT 資産管理ソフトウェアです。 PALLET CONTROL には、ファイルアクセス制限の不備 (CWE-284) に起因する、第三者による任意のコード実行が可能となる脆弱性が存在します。
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 尾花 悦正 氏
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 7.8 (重要) [IPA値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 低
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): 高
- 完全性への影響(I): 高
- 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度 基本値: 6.8 (警告) [IPA値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 単一
- 機密性への影響(C): 全面的
- 完全性への影響(I): 全面的
- 可用性への影響(A): 全面的
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株式会社 JALインフォテック
- PALLET CONTROL Ver. 6.3 およびそれ以前
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なお開発者によると、PalletControl 7 から PalletControl 9.1 は本脆弱性の影響を受けませんが、PLS 管理アドオンモジュールを適用している環境においては影響を受けるとのことです。
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当該製品がインストールされたコンピュータにログイン可能なユーザによって、SYSTEM 権限で任意のコードを実行される可能性があります。
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[パッチを適用する]
開発者が提供する情報をもとに、パッチを適用してください。
なお開発者によると、PALLET CONTROL Ver. 6.2 およびそれ以前のバージョンを使用しているユーザは、PALLET CONTROL Ver. 6.3 へアップデートした後にパッチを適用する必要があるとのことです。
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株式会社 JALインフォテック
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- 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [IPA評価]
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- CVE-2020-5538
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- JVN : JVN#61849442
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2020-5538
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- [2020年05月11日]
掲載
- [2020年05月13日]
CVSSv2:内容を更新
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