【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2018-000129

i-FILTER における複数の脆弱性

概要

デジタルアーツ株式会社が提供する i-FILTER には、次の複数の脆弱性が存在します。
・クロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2018-16180
・HTTP ヘッダインジェクション (CWE-113) - CVE-2018-16181

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社ラック 山崎 圭吾 氏
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.1 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
※上記は、CVE-2018-16180の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.1 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
※上記は、CVE-2018-16181の評価になります。
影響を受けるシステム


デジタルアーツ株式会社
  • i-FILTER Ver.9.50R05 およびそれ以前

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
・当該製品を使用しているユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される - CVE-2018-16180
・HTTP レスポンス分割攻撃によって、任意のスクリプトを実行されたり、Cookie に任意の値を設定されたりする - CVE-2018-16181
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

デジタルアーツ株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
  2. 不適切な入力確認(CWE-20) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2018-16180
  2. CVE-2018-16181
参考情報

  1. JVN : JVN#32155106
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2018-16180
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2018-16181
更新履歴

  • [2018年12月07日]
      掲載
  • [2019年08月27日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2018-16180) を追加
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2018-16181) を追加