【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2018-000035

EC-CUBE におけるセッション固定の脆弱性

概要

株式会社ロックオンが提供する EC-CUBE は、オープンソースのショッピングサイト構築システムです。EC-CUBE には、セッション固定の脆弱性 (CWE-384) が存在します。

この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.2 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


株式会社ロックオン
  • EC-CUBE 3.0.0
  • EC-CUBE 3.0.1
  • EC-CUBE 3.0.2
  • EC-CUBE 3.0.3
  • EC-CUBE 3.0.4
  • EC-CUBE 3.0.5
  • EC-CUBE 3.0.6
  • EC-CUBE 3.0.7
  • EC-CUBE 3.0.8
  • EC-CUBE 3.0.9
  • EC-CUBE 3.0.10
  • EC-CUBE 3.0.11
  • EC-CUBE 3.0.12
  • EC-CUBE 3.0.12-p1
  • EC-CUBE 3.0.13
  • EC-CUBE 3.0.14
  • EC-CUBE 3.0.15

想定される影響

遠隔の第三者によるなりすましが行われることで、ログインしているユーザの権限で任意の操作を実行される可能性があります。
対策

[アップデートまたはソースコードの更新を行う]
次のいずれかの方法で対策を行ってください。詳しくは開発者が提供する情報を参照してください。
・当該製品を最新版へアップデートする。
・開発者が提供する差分ファイルを適用してソースコードを更新する。
ベンダ情報

株式会社ロックオン
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2018-0564
参考情報

  1. JVN : JVN#52695336
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2018-0564
更新履歴

  • [2018年04月17日]
      掲載
  • [2018年08月22日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2018-0564) を追加