【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2018-000028

LXR における OS コマンドインジェクションの脆弱性

概要

LXR Project が提供する LXR には、OS コマンドインジェクション (CWE-78) の脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 波多野 冬馬 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


LXR Project
  • LXR 1.0.0 から 2.3.0

想定される影響

遠隔の第三者によって、当該製品が稼働しているサーバ上で任意の OS コマンドを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

LXR Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2018-0545
参考情報

  1. JVN : JVN#72589538
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2018-0545
更新履歴

  • [2018年03月29日]
      掲載
  • [2018年06月14日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2018-0545) を追加