【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2018-000019

Jubatus における複数の脆弱性

概要

Jubatus コミュニティが提供する Jubatus には、次の複数の脆弱性が存在します。
・任意のコード実行 - CVE-2018-0524
・ディレクトリトラバーサル (CWE-22) - CVE-2018-0525

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社シマンテック アドバイザリーサービスチーム
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.6 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
※上記は、CVE-2018-0524の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
※上記は、CVE-2018-0525の評価になります。
影響を受けるシステム


Jubatus コミュニティ
  • Jubatus 1.0.2 およびそれ以前

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
・遠隔の第三者によって、任意のコードを実行される - CVE-2018-0524
・遠隔の第三者によって、サーバ上の任意のファイルを作成されたり改ざんされたりする - CVE-2018-0525
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

Jubatus コミュニティ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [IPA評価]
  2. パス・トラバーサル(CWE-22) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2018-0524
  2. CVE-2018-0525
参考情報

  1. JVN : JVN#56132776
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2018-0524
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2018-0525
更新履歴

  • [2017年03月02日]
      掲載
  • [2018年06月14日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2018-0524) を追加
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2018-0525) を追加