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| JVNDB-2018-000015 | 
| FS010W における複数の脆弱性 | 
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富士ソフト株式会社が提供する FS010W は、WiFiルータです。FS010W には、次の複数の脆弱性が存在します。
 ・格納型のクロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2018-0519
 ・クロスサイトリクエストフォージェリ (CWE-352) - CVE-2018-0520
 
 この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
 報告者: 小林 学 氏
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  CVSS v3 による深刻度基本値: 7.1 (重要) [IPA値]
 
    攻撃元区分: ネットワーク攻撃条件の複雑さ: 低攻撃に必要な特権レベル: 不要利用者の関与: 要影響の想定範囲: 変更なし機密性への影響(C): 高完全性への影響(I): 低可用性への影響(A): なし 
  CVSS v2 による深刻度基本値: 4.0 (警告) [IPA値]
 
    攻撃元区分: ネットワーク攻撃条件の複雑さ: 高攻撃前の認証要否: 不要機密性への影響(C): 部分的完全性への影響(I): 部分的可用性への影響(A): なし 
  
※上記は、CVE-2018-0520の評価になります。
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  CVSS v3 による深刻度基本値:
4.3 (警告) [IPA値]
 
攻撃元区分: 隣接
攻撃条件の複雑さ: 低
攻撃に必要な特権レベル: 高
利用者の関与: 要
影響の想定範囲: 変更あり
機密性への影響(C): 低
完全性への影響(I): 低
可用性への影響(A): なし CVSS v2 による深刻度基本値: 
2.7 (注意) 
[IPA値]
攻撃元区分: 隣接
攻撃条件の複雑さ: 低
攻撃前の認証要否: 単一
機密性への影響(C): なし
完全性への影響(I): 部分的
可用性への影響(A): なし
※上記は、CVE-2018-0519の評価になります。
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	富士ソフト株式会社
	
		FS010W ファームウエア FS010W_00_V1.3.0 およびそれ以前 | 
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想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
 ・当該製品の設定ツールにログインしているユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される - CVE-2018-0519
 ・当該製品の設定ツールにログインした状態のユーザが、細工されたページにアクセスした場合、意図せず当該製品の設定変更などをさせられる - CVE-2018-0520
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[ワークアラウンドを実施する]次のワークアラウンドをすべて実施することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。
 
 ・設定ツールのログインパスワードを初期の設定から変更する
 ・設定ツールにログインしている間、他のウェブサイトにアクセスしない
 ・設定ツールでの操作終了後は、ウェブブラウザを終了する
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	富士ソフト株式会社
	
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	クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]クロスサイトリクエストフォージェリ(CWE-352) [IPA評価] | 
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	CVE-2018-0519CVE-2018-0520 | 
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	JVN : JVN#83834277 National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2018-0519 National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2018-0520  | 
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	[2018年02月22日]掲載
[2018年04月11日]参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2018-0519) を追加
 参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2018-0520) を追加
 
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