【活用ガイド】

JVNDB-2026-036887

PyJWT projectのPyJWTにおける動作順序 (正規化前の検証) に関する脆弱性

概要

PyJWTはJSON Web Token(JWT)標準のPython実装です。バージョン2.14.0以前のPyJWTでは、署名セグメントのデコード処理が標準的なBase64URL表現以外の文字を受け入れてしまうため、署名セグメントに影響を及ぼしていました。これは、正当なコンパクトJWS署名セグメントにBase64URL以外の文字が追加された場合に発生します。その結果、base64url_decodeは異なる直列化セグメントに対して同じ署名バイトを生成します。これにより、生のトークンの失効チェックが等価の修正済みトークンを認識できない可能性がありました。この問題はバージョン2.14.0で修正されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


PyJWT project
  • PyJWT 2.14.0 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報の一部が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う情報の一部が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアは停止しません。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な動作順序 (正規化前の検証)(CWE-180) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-102269
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-102269
  2. 関連文書 : Release 2.14.0  jpadilla/pyjwt  GitHub
  3. 関連文書 : Reject non-canonical compact JWS segments  jpadilla/pyjwt@e6f4840  GitHub
更新履歴

  • [2026年10月07日]
      掲載