【活用ガイド】

JVNDB-2026-036150

wolfSSL Inc.のwolfEngineにおける暗号化処理のナンスおよび鍵ペアの再利用に関する脆弱性

概要

wolfEngine 1.4.1以前のバージョンでは、TLS 1.2およびDTLS 1.2のレコードに対する明示的なAES-CCMノンスを、追加認証データに含まれるTLSシーケンス番号ではなく、レコードの入力バッファから取得しています。レコード層は暗号化方式が明示的なノンスフィールドを埋めることを想定しているため、読み取られる値はレコード間で一定となります。その結果、接続内のすべてのAES-CCMレコードは同一のキーとノンスのペアで暗号化されてしまいます。CCMキーとノンスの再利用は機密保持を弱め(レコード間で同一のキーストリームとなり、既知のレコードから他のレコードを復元可能となります)、また整合性(認証タグの偽造)も損ないます。影響を受けるのはwolfEngineのみで、wolfProviderは影響を受けません。wolfEngineにおけるAES-GCMについては別途追跡されています。AES-CCM暗号スイートはデフォルトで有効化されておらず、明示的に選択する必要があるため、曝露は限定的です。TLS 1.3およびTLS以外でのこの暗号の使用は影響を受けません。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


wolfSSL Inc.
  • wolfEngine 1.4.1 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う情報の一部が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアは停止しません。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

wolfSSL Inc.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号化処理のナンスおよび鍵ペアの再利用(CWE-323) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-81341
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-81341
更新履歴

  • [2026年09月30日]
      掲載