【活用ガイド】

JVNDB-2026-035946

oisfのsuricataにおける複数の脆弱性

概要

Suricataはネットワーク侵入検知システム(Intrusion Detection System)、侵入防止システム(Intrusion Prevention System)、およびネットワークセキュリティ監視エンジンです。バージョン7.0.17および8.0.6より前のバージョンでは、SMBパーサは、Suricataが一方向のペイロードのみを検出するフロー、つまり非同期の片方向フローを含むフローにおいて、強制的に完了させたトランザクションを保持することがありました。これは、クリーンアップ処理が逆方向の検査完了を待つために発生します。rust/src/smb内のトランザクション作成パスは、意図されたSMB_MAX_TXの上限を超える場合があり、その結果、クリーンアップ処理は増加し続けるリストを繰り返しスキャンすることになります。そのため、一方向に持続するSMBトラフィックでは、フローごとの状態が無制限に増大し、CPUおよびメモリの枯渇を引き起こす可能性があります。この問題はバージョン8.0.6および7.0.17で修正されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


oisf
  • suricata 7.0.17 未満
  • suricata 8.0.0 以上 8.0.6 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
・当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソースの枯渇(CWE-400) [その他]
  2. 有効期限後のメモリの解放の欠如(CWE-401) [その他]
  3. アルゴリズムの複雑性(CWE-407) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-63448
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-63448
  2. 関連文書 : Release 8.0.6  OISF/suricata  GitHub
  3. 関連文書 : stream: disrupt never seen direction with async-oneside  OISF/suricata@7ec9d72  GitHub
  4. 関連文書 : stream: disrupt never seen direction with async-oneside  OISF/suricata@bc39274  GitHub
  5. 関連文書 : smb: fail transaction creation once the limit is reached  OISF/suricata@88adab8  GitHub
  6. 関連文書 : stream: disrupt never seen direction with async-oneside  OISF/suricata@9a54a04  GitHub
  7. 関連文書 : smb: fail transaction creation once the limit is reached  OISF/suricata@755d6c3  GitHub
  8. 関連文書 : smb: fail transaction creation once the limit is reached  OISF/suricata@c8f68b0  GitHub
  9. 関連文書 : Release 7.0.17  OISF/suricata  GitHub
更新履歴

  • [2026年09月29日]
      掲載