【活用ガイド】

JVNDB-2026-035217

ggml.aiのllama.cppにおける複数の脆弱性

概要

llama.cppのb1283からb9058のビルドには、llama_batch_init()関数に整数オーバーフローの脆弱性が含まれています。この関数内でのmalloc()呼び出し時に、チェックされていない乗算が行われるため、割り当てサイズの計算時にINT32_MAXを超えてオーバーフローが発生する可能性があります。攻撃者は特別に細工されたパラメータを渡すことで整数オーバーフローを引き起こし、ヒープの破損を誘発します。その後のバッチ操作で割り当てられたバッファ境界を越えて書き込みを行うことで、任意のコード実行を達成する可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


ggml.ai
  • llama.cpp b1283 から b9058

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub VulnCheck
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 整数オーバーフローまたはラップアラウンド(CWE-190) [その他]
  2. 整数オーバーフローの発生によるバッファオーバーフロー(CWE-680) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-43627
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-43627
更新履歴

  • [2026年09月25日]
      掲載