【活用ガイド】

JVNDB-2026-033616

Tesseract OCRにおける境界外書き込みに関する脆弱性

概要

TesseractはオープンソースのOCRエンジンです。バージョン5.5.3およびそれ以前のバージョンにおいて、src/ccutil/unicharcompress.hのRecodedCharID::DeSerializeはlength_を検証しますが、細工された.traineddataのrecoderコンポーネントからの負のcode_値を受け入れてしまいます。その結果、src/ccutil/unicharcompress.cppのUnicharCompress::ComputeCodeRangeはcode_range_をゼロにする可能性があり、その後SetupDecoderはサイズゼロのベクターに対して負のcode_をインデックスとしてis_valid_start_にアクセスします。この結果として発生する境界外のビット書き込みは、大きくラップしたインデックスを使用し、デフォルトのLSTMエンジンで信頼性の高いワイルドアドレスクラッシュまたは割り当て失敗を引き起こします。本レビュー時点では、修正リリースはまだ提供されていません。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Tesseract OCR
  • Tesseract OCR 5.5.3 およびそれ以前

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
・当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外書き込み(CWE-787) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-88050
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-88050
  2. 関連文書 : Reject recoder code values outside the sane range at load  tesseract-ocr/tesseract@c94a553  GitHub
更新履歴

  • [2026年09月15日]
      掲載