【活用ガイド】

JVNDB-2026-033335

MISP projectのMalware Information Sharing Platform (MISP)におけるセッションの固定化の脆弱性

概要

MISPは、CustomAuth認証(カスタム設定)フローにセッション固定の脆弱性があります。ユーザーがCustomAuthを通じて正常に認証されると、MISPはセッション識別子を回転させることなく、既存のセッションに認証済みユーザーの身元を保存します。その結果、攻撃者が認証前に自分の知っているセッション識別子を被害者に使用させることができれば、被害者が正常に認証した後も同じセッション識別子が有効のまま残ります。攻撃者はこの固定されたセッション識別子を再利用して、被害者の認証済みMISPセッションにアクセスし、被害者のアカウントに関連する権限を取得する可能性があります。この問題は、__customAuthentication()が認証済みユーザーを既存のCakePHPセッションに書き込む一方で、Session->renew()の呼び出しが事前に無効化されていたことに起因しています。パッチは、新しい認証が発生した場合や認証ユーザーが変更された場合にセッション識別子の回転を復元し、すべてのリクエストで不要なセッション更新を回避します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


MISP project
  • Malware Information Sharing Platform (MISP) 2.5.45 およびそれ以前

想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアは停止しません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. セッションの固定化(CWE-384) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-85238
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-85238
  2. 関連文書 : fix: [security] Rotate the session id on a new CustomAuth authentication  MISP/MISP@e2eb2f0  GitHub
更新履歴

  • [2026年09月14日]
      掲載