【活用ガイド】

JVNDB-2026-033243

CanonicalのLXDにおける認証の欠如に関する脆弱性

概要

LXDのlxd/instance_post.goにあるinstancePostMigration関数に不適切な検証の脆弱性が存在します。この脆弱性により、制限されたプロジェクト上でcan_create_instances権限を持つ認証済みの攻撃者が、プロジェクトレベルのセキュリティ制限を回避できます。インスタンスをプロジェクト間で移行する際、LXDはインスタンスの構成を対象プロジェクトの強制されている制限(restricted.containers.lowlevel、restricted.devices.*、およびrestricted.networks.accessなど)に対して検証しません。この脆弱性を利用して、攻撃者は無制限のプロジェクトに許可されていない、または高権限のインスタンスを作成し、その後でそれを制限されたプロジェクトに移動させることが可能です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.9 (緊急) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Canonical
  • LXD 5.0.0 以上 5.0.8 未満
  • LXD 5.1 以上 5.21.6 未満
  • LXD 6.0 以上 6.10 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認証の欠如(CWE-862) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-63300
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-63300
  2. 関連文書 : Enforce project restrictions during instance move (stable-5.21) by kadinsayani  Pull Request #18651  canonical/lxd  GitHub
  3. 関連文書 : Enforce project restrictions during instance move by kadinsayani  Pull Request #18605  canonical/lxd  GitHub
更新履歴

  • [2026年09月14日]
      掲載