【活用ガイド】

JVNDB-2026-032887

The League of Extraordinary PackagesのCommonMarkにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

league/commonmark(thephpleague/commonmark)のバージョン2.7.0以上2.9.1未満には、AttributesExtensionにクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在します。属性名の先頭に単一のU+000Cフォームフィードバイト(例:{"\x0Conclick=\"alert(1)\""})を付けることで、PHPのtrim()関数がU+000Cを除去しないため、AttributesHelper::filterAttributes()の'on*'イベントハンドラーフィルターを回避できます。その結果、属性がそのまま出力に書き込まれ、ブラウザはそれを正規のイベントハンドラーとして解析してしまいます。同じプレフィックスはallow_unsafe_linksチェックも無効化し、allow_unsafe_linksがfalseの場合でもhrefやsrc属性を通じてjavascript:URIを許可してしまいます。攻撃の成功には、AttributesExtensionが有効化された状態で信頼されていないMarkdownを処理する必要があり、挿入されたスクリプトはレンダリングされたHTMLが閲覧されたときに実行されます。この問題はバージョン2.9.1で修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.2 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


The League of Extraordinary Packages
  • CommonMark 2.7.0 以上 2.9.1 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報の一部が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う情報の一部が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアは停止しません。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub VulnCheck
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-86431
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-86431
  2. 関連文書 : Fix XSS in AttributesExtension  thephpleague/commonmark@4320725  GitHub
更新履歴

  • [2026年09月11日]
      掲載