【活用ガイド】

JVNDB-2026-032274

NLTKにおけるアクセス制御に関する脆弱性

概要

nltk/nltk バージョン <= 3.9.4 の `nltk.downloader` に存在する脆弱性によって、クロスパッケージのリソースおよびモデルの汚染が可能になります。ダウンローダーはパッケージごとに隔離されたルートではなく、`corpora/` や `taggers/` といった共有名前空間にパッケージのアーカイブを展開し、アーカイブの書き込みと展開後にのみパッケージの整合性を検証します。この設計上の欠陥により、あるパッケージが同じ名前空間内の別のパッケージの信頼されたリソースを上書きでき、その変更は通常の NLTK API を通じて即座に有効になります。この問題はインタープリターの再起動後も持続し、機械学習のパイプラインや再現性に敏感な環境などの下流ワークフローに影響を与える可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


NLTK
  • NLTK 3.9.4 およびそれ以前

想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアは停止しません。
対策

参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切なアクセス制御(CWE-284) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-12261
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-12261
更新履歴

  • [2026年09月07日]
      掲載