【活用ガイド】

JVNDB-2026-032258

ggml.aiのllama.cppにおける複数の脆弱性

概要

llama.cpp の b1886 から b7445 までのビルドには、LLaMA-Android の JNI ラッパーにおいてダブルフリーの脆弱性が存在します。new_1batch() は malloc() を使用してメモリを割り当てる一方、free_1batch() は C++ の delete 演算子を使ってそのメモリを解放するため、ヒープメタデータが破損します。攻撃者はこのメモリ管理の不一致を悪用して、プロセスクラッシュによるサービス拒否を引き起こしたり、アロケータの状態によっては任意のコード実行を達成する可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


ggml.ai
  • llama.cpp b1886 から b7445

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub VulnCheck
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 二重解放(CWE-415) [その他]
  2. メモリ管理ルーチンの不一致(CWE-762) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-43622
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-43622
  2. 関連文書 : llama.android : Rewrite Android binding (w/o cpu_features dep) (#17413)  ggml-org/llama.cpp@5c0d188  GitHub
更新履歴

  • [2026年09月07日]
      掲載