【活用ガイド】

JVNDB-2026-031706

NLTKにおけるパストラバーサルの脆弱性

概要

NLTKのバージョン3.9.4から3.10.2には、CrubadanCorpusReaderにパストラバーサルの脆弱性が含まれています。_load_lang_ngrams関数は、コーパスのルートディレクトリとcorpus_table.txtのマッピングファイルから読み取られた列0の値であるcrubadan_codeを結合しますが、pathsecで検証されたオープナーではなく組み込みのopen()を使って結果のパスを開きます。そのため、os.path.joinはその値が絶対パスの場合にルートを破棄し、ENFORCEが設定されている場合にnltk.pathsecが実施する包含チェックを通過せずに、コーパスディレクトリ外のファイルを読み取ってしまう可能性があります。コーパスパッケージを制御する攻撃者は、lang_freqを介してコーパスルート外のファイル内容を開示できますが、このアクセスは-3grams.txtで終わるパスに限定され、その内容はトークンカウント行として解析されます。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 3.3 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


NLTK
  • NLTK 3.9.4 から 3.10.2

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報の一部が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
・当該ソフトウェアは停止しません。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VulnCheck
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-71514
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-71514
  2. 関連文書 : nltk/nltk/corpus/reader/crubadan.py at v3.10.2  nltk/nltk  GitHub
  3. 関連文書 : fix(security): route corpus-reader reads through a hardened pathsec s…  nltk/nltk@10d34b3  GitHub
  4. 関連文書 : GitHub - nltk/nltk: NLTK Source  GitHub
更新履歴

  • [2026年09月03日]
      掲載