【活用ガイド】

JVNDB-2026-031062

Samba Projectのrsyncにおけるリンク解釈に関する脆弱性

概要

rsync 3.5.0より前のバージョンには、任意のファイル書き込みの脆弱性が存在します。攻撃者は--temp-dirまたは--link-destオプションを使用して絶対パスを指定することで、意図された宛先ツリーの外部にファイルを書き込むことが可能です。これらのオプションが宛先ツリー外のパスに解決される場合、rename-confinement(名前変更制限)ロジックが回避されます。その結果、攻撃者が制御する値によってrsyncプロセスがアクセス可能な任意の場所にファイルを書き込むことが可能となります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.1 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Samba Project
  • rsync 3.5.0 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub VulnCheck
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-53795
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-53795
  2. 関連文書 : Release v3.5.0  RsyncProject/rsync  GitHub
更新履歴

  • [2026年09月01日]
      掲載