【活用ガイド】

JVNDB-2026-029533

Linux Foundationのtorchvisionにおける境界外読み取りに関する脆弱性

概要

PyTorch torchvision 0.28.0までのバージョン(コミット4e05dc2で修正済み)には、GIFデコーダのread_from_tensorコールバックにおいて、クランプされていない長さをmemcpyに渡すことにより境界外ヒープ読み取りが発生する脆弱性があります。攻撃者は悪意のある、または切り詰められたGIFファイルを提供することで、セグメンテーションフォルトによるサービス拒否(DoS)を引き起こしたり、隣接するヒープメモリの内容を漏洩させたりする可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.1 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux Foundation
  • torchvision 0.28.0 およびそれ以前

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報の一部が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VulnCheck
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外読み取り(CWE-125) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-65918
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-65918
  2. 関連文書 : Out-of-bounds read in the GIF decoder when decoding an untrusted image  Issue #9551  pytorch/vision
  3. 関連文書 : Fix gif decoder bug by NicolasHug  Pull Request #9520  pytorch/vision  GitHub
  4. 関連文書 : Fix gif decoder bug (#9520)  pytorch/vision@4e05dc2  GitHub
更新履歴

  • [2026年08月24日]
      掲載