【活用ガイド】

JVNDB-2026-028462

GNU Project等の複数ベンダの製品におけるTime-of-check Time-of-use (TOCTOU) 競合状態の脆弱性

概要

GNU tarの増分ダンプディレクトリ「X」リネーム処理におけるTOCTOU(Time-of-Check Time-of-Use)脆弱性により、バックアップ対象ディレクトリへの書き込み権限を持つローカル攻撃者が、復元が行われるシステムにアクセスできる場合には復元プロセスに影響を与えることが可能です。復元中に、ファイルやディレクトリが意図された展開ディレクトリの外側に作成されたり、リネームされたり、または上書きされたりする可能性があります。これにより、不正なファイル改ざんが発生したり、場合によっては権限昇格が起こったりする恐れがあります。攻撃にあたってはアーカイブの改変や作成が必要なく、標準的なバックアップおよび復元のワークフロー(-Pオプションを使わず新規作成ディレクトリに展開する場合も含む)では問題の緩和がされません。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.4 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


GNU Project
  • GNU tar 1.35
レッドハット
  • Red Hat OpenShift Container Platform 4.0
  • Red Hat Enterprise Linux 10.0
  • Red Hat Enterprise Linux 8.0
  • Red Hat Enterprise Linux 9.0

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアは停止しません。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. Time-of-check Time-of-use (TOCTOU) 競合状態(CWE-367) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-18477
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-18477
更新履歴

  • [2026年08月17日]
      掲載