【活用ガイド】

JVNDB-2026-028190

Apache Software FoundationのApache Airflowにおける解釈の競合に関する脆弱性

概要

Apache AirflowのBackfill APIは、`backfill_id`パスセグメントの解析に失敗した場合に、呼び出し元が提供したDag IDに対してリクエストを認可していました。認可依存関係は`int()`で解析する一方で、ルートハンドラはpydanticの`NonNegativeInt`として解析しており、`NonNegativeInt`は`int()`が拒否する値(例えば`1.0`は`1`に強制変換される)を受け入れます。FastAPIはエンドポイントのバリデーション前に依存関係を解決するため、両者は異なるDagに対して動作していました。その結果、任意の単一のDagに対する編集権限を持つ認証済みユーザーは、他の任意のDagに属するバックフィルの読み取り、一時停止、キャンセルを行うことが可能であり、別のDagの待機中の実行を`failed`に移動させることもできました。デフォルト以外の設定は不要であり、バックフィルIDは連番のため、対象の特定は容易です。ユーザーには、バックフィルIDをルートが宣言するのと同じ型で解析するapache-airflow 3.3.1以降へのアップグレードを推奨します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache Airflow 3.3.1 未満

想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
・当該ソフトウェアは停止しません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 解釈の競合(CWE-436) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-68968
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-68968
  2. 関連文書 : CVE-2026-68968: Apache Airflow: Authorization bypass in the Backfill API through conflicting interpretations of the backfill id-Apache Mail Archives
  3. 関連文書 : oss-security - CVE-2026-68968: Apache Airflow: Authorization bypass in the Backfill API through conflicting interpretations of the backfill id
  4. 関連文書 : Resolve backfill_id in the access dependency with the type the routes declare by potiuk  Pull Request #70889  apache/airflow  GitHub
更新履歴

  • [2026年08月17日]
      掲載