【活用ガイド】

JVNDB-2026-028076

LinuxのLinux Kernelにおける有効期限後のメモリの解放の欠如に関する脆弱性

概要

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が解決されました。virt: sev-guest: 不明な状態のページを明示的にリークする問題です。set_memory_{encrypted,decrypted}() 関数が失敗した場合、ユーザーはどの時点で関数が失敗したのかを知ることができず、その結果、呼び出し元の視点ではページが不明な状態のまま残ります。ページが暗号化解除された状態のまま残る可能性があるため、これらのページは一般的な用途には適さず、安全にバディアロケータに返却することができません。この問題を回避するために、ページを解放せずに、適切な処理として snp_leak_pages() を呼び出して正しい会計処理を行います。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.7 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 低
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 6.13.8 以上 6.14 未満
  • Linux Kernel 6.14.1 以上 6.18.34 未満
  • Linux Kernel 6.19 以上 7.0.11 未満
  • Linux Kernel 6.14
  • Linux Kernel 7.1

想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアの一部が停止する可能性があります。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 有効期限後のメモリの解放の欠如(CWE-401) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-64104
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-64104
  2. 関連文書 : virt: sev-guest: Explicitly leak pages in unknown state - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/bee400ad4f4259c9c0758e4f1960a1eed6f6f9f0)
  3. 関連文書 : virt: sev-guest: Explicitly leak pages in unknown state - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/fd948c3f96b18ff9ba7d3e8eae13d196593e1aaf)
  4. 関連文書 : virt: sev-guest: Explicitly leak pages in unknown state - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/3d0cd0065deeb054b4b29236432e851806b7cc81)
更新履歴

  • [2026年08月13日]
      掲載