【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2026-026397

シャープ製ネットワークスキャナーツールの初期設定がセキュアでない問題

概要

シャープ株式会社が提供するWindowsアプリケーション「ネットワークスキャナーツール」および「ネットワークスキャナーツールLite」はFTPサーバーとして動作し、MFPがスキャン結果をアップロードしてくるのを待ち受けます。
これらを初期設定のまま使用している場合には、接続時に認証を要求しません。さらに、制限なくファイルをアップロードすることが可能です。
  • 初期設定がセキュアでない(CWE-1188) - CVE-2026-62416
この脆弱性情報は、Deniz Güney Yıldırım 氏が製品開発者に直接報告し、製品開発者との調整を経て、製品利用者への周知を目的にJVNでの公表に至りました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.3 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 低
影響を受けるシステム


シャープ株式会社
  • ネットワークスキャナーツール Lite V2.0.13.3およびそれ以前
  • ネットワークスキャナーツール (Sharpdesk付属ソフトウェア) V6.1.1.8およびそれ以前

想定される影響

当該製品を初期設定のまま使用している場合、誰でも認証なしに接続することができ、無制限にファイルをアップロード可能となることから、PCに対するDoS攻撃が行われる可能性があります。
さらに、悪意あるファイルがアップロードされ当該PCのユーザーが実行することで、他者への攻撃に加担させられる可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
本脆弱性への対策として以下のバージョンがリリースされており、アップデート中に認証情報が生成され設定された状態になります。
  • ネットワークスキャナーツールLite V2.1.0.2
  • ネットワークスキャナーツール V6.2.0.1
[ワークアラウンドを実施するまたは後継バージョンに移行する]
ネットワークスキャナーツールLite V2.0.11.14およびそれ以前とネットワークスキャナーツール V6.0.1.6およびそれ以前は、ソフトウェアのサポートが終了しています。開発者が提供する回避策を適用するか、後継バージョンに移行してください。

詳細は、開発者が提供する情報を確認してください。
ベンダ情報

シャープ株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソースの安全ではないデフォルト値への初期化(CWE-1188) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-62416
参考情報

  1. JVN : JVNVU#92540957
更新履歴

  • [2026年08月03日]
      掲載