【活用ガイド】

JVNDB-2026-026033

Steven Facklerのrust-opensslにおける複数の脆弱性

概要

rust-openssl は Rust プログラミング言語向けの OpenSSL バインディングを提供しています。バージョン 0.10.50 から 0.10.80 までの間、openssl/src/cipher_ctx.rs 内の CipherCtxRef::cipher_update_inplace は、AES key-wrap-with-padding 暗号 EVP_aes_{128,192,256}_wrap_pad を使用した場合に出力バッファのサイズを誤って設定していました。8 の倍数でない入力に対して、OpenSSL は呼び出し元のバッファや Vec の末尾を最大7バイト超えて書き込みます。そのため、平文の長さが攻撃者により制御される場合に、攻撃者が操作可能なヒープ破損を引き起こす可能性があります。この問題はバージョン 0.10.80 で修正されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.1 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Steven Fackler
  • rust-openssl 0.10.50 以上 0.10.80 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファサイズの計算の誤り(CWE-131) [その他]
  2. 境界外書き込み(CWE-787) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-45784
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-45784
  2. 関連文書 : Fix output buffer overflow in cipher_update_inplace for AES key-wrap-with-padding by alex  Pull Request #2638  rust-openssl/rust-openssl  GitHub
  3. 関連文書 : Release openssl-v0.10.80  rust-openssl/rust-openssl  GitHub
  4. 関連文書 : Fix output buffer overflow in cipher_update_inplace for AES key-wrap-…  rust-openssl/rust-openssl@19eceb2  GitHub
更新履歴

  • [2026年07月30日]
      掲載