【活用ガイド】

JVNDB-2026-026022

SQLiteにおける解放済みメモリの使用に関する脆弱性

概要

sqlite 3.41には、ORDER BY句の解析ルーチンにおいてUse-After-Free(UAF)脆弱性があります。影響を受けるコードはまずsqlite3ExprListDelete()を使ってExprListオブジェクトのメモリを解放し、その後に既に解放されたオブジェクトのnExprメンバーにアクセスしようとします。このダングリングポインタへのアクセスによって、不正なメモリ読み取り操作が発生します。多くのアイテムを含むORDER BY句を用いた悪意のあるSQL文を構築することで、リモートの攻撃者がこの脆弱性を悪用できます。成功した攻撃は、アプリケーションのクラッシュ(サービス拒否)や機密メモリ内容の漏洩、さらに特定のメモリ配置条件下で影響を受けるシステム上で任意のコードを実行させる可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


SQLite
  • SQLite 3.41.0

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
・当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 解放済みメモリの使用(CWE-416) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-51304
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-51304
  2. 関連文書 : sqlite/src/expr.c at master  sqlite/sqlite  GitHub
更新履歴

  • [2026年07月30日]
      掲載