【活用ガイド】

JVNDB-2026-025295

NLnet Labsのunboundにおける解放済みメモリの使用に関する脆弱性

概要

NLnet LabsのUnboundバージョン1.25.0から1.25.1までにおいて、「respip」および「dns64」モジュールが連携して動作するようにする修正により、影響範囲のビュー名の浅いコピーが作成されるようになりました。これは、Unboundが高負荷の状態にある際に元のビュー名の所有者が強制的に解放されると、メモリ破損を引き起こす可能性があるためです。Unboundは「respip」または「rpz」モジュールのいずれかと、サブクエリを付加可能なモジュール(respipのCNAMEリダイレクション、dns64、subnetcache)および「access-control-view」が設定された状態で高負荷になる必要があり、その結果ジョストル(jostle)ロジックが作動して遅いクエリを破棄し始めます。サブクエリはビュー名の浅いコピーを取得し、ビュー名を所有するスーパークエリが強制的に解放されるとメモリ破損が発生する可能性があります。クラッシュの可能性は低く、基盤となるメモリアロケータやメモリレイアウトに大きく依存します。ASANなどのデバッグ用メモリビルドでは、この解放を検出してサーバを終了させます。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.9 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


NLnet Labs
  • unbound 1.25.0 以上 1.25.2 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
・当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

NLnet Labs
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 解放済みメモリの使用(CWE-416) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-52863
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-52863
更新履歴

  • [2026年07月27日]
      掲載