【活用ガイド】

JVNDB-2026-025281

NLnet LabsのunboundにおけるNULL ポインタデリファレンスに関する脆弱性

概要

NLnet LabsのUnboundバージョン1.10.0から1.25.1まで(1.25.1を含む)において、『serve-expired: yes』が設定され、かつ『response-ip: <net> redirect』または『response-ip-data: <net> CNAME <target>』ルール(またはRPZの『rpz-cname-override』相当)が有効な場合、任意の委任ドメインを制御するリモートクライアントがデーモンをクラッシュさせることができます。serve-expired-client-timeoutコールバックは、respipで生成されたCNAMEエイリアスを追跡するために2回のループを実行しますが、2回目のループで'alias_rrset'はリセットされるものの、'partial_rep'はリセットされません。この不整合が後にNULLポインタ参照を引き起こし、最終的にクラッシュを招きます。悪意のある攻撃者は、応答IPやRPZサブネット内に該当するA/AAAAレコードで応答する任意のゾーンを制御することで、この脆弱性を悪用できます。期限切れとなった前のレコードに対し応答を遅延させることで、『serve-expired-client-timeout』の脆弱な処理経路が通り、サーバーのクラッシュによるサービス拒否を引き起こします。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.9 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


NLnet Labs
  • unbound 1.10.0 以上 1.25.2 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
・当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

NLnet Labs
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. NULL ポインタデリファレンス(CWE-476) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-55717
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-55717
更新履歴

  • [2026年07月27日]
      掲載