【活用ガイド】

JVNDB-2026-025279

NLnet Labsのunboundにおける初期化されていない変数の使用に関する脆弱性

概要

NLnet Labs の Unbound バージョン 1.7.0 から 1.25.1 までにおいて、『dnscrypt:』句が『dnscrypt-secret-key:』ファイルの一致数より多くの『dnscrypt-provider-cert:』ファイルをリストしている場合、Unbound は一致したプレフィックスのみを埋め、残りのスロットは libsodium のアロケーターにより各割り当てに書き込まれる『0xdb』で満たされたままになります。Unbound は実際のスロット数ではなく、証明書ファイルの数に基づいて反復処理を行うため、『0xdb』バイトで埋められたガベージデータのスロットにアクセスしてしまいます。認証されていない任意のクライアントが、最初の 8 バイトが『0xdb』である長さ 68 バイト以上の UDP データグラムを『dnscrypt-port』に送信すると、そのガベージエントリを使用してガベージポインタ参照が発生し、サーバーがクラッシュします。これは正しいクライアントクエリでトリガーされるまで気付かれない静かな設定ミスです。Unbound は DNSCrypt サポート(『--enable-dnscrypt』)を有効にしてコンパイルする必要があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.9 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


NLnet Labs
  • unbound 1.7.0 以上 1.25.2 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
・当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

NLnet Labs
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 初期化されていない変数の使用(CWE-457) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-55990
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-55990
更新履歴

  • [2026年07月27日]
      掲載