【活用ガイド】

JVNDB-2026-023826

Eclipse FoundationのVert.xにおける複数の脆弱性

概要

Eclipse Vert.x バージョン 4.5.29(4.x ブランチ)および 5.1.4(5.x ブランチ)までの DefaultRedirectHandler(vertx-core)は、クロスオリジンの HTTP 30x リダイレクト時にすべてのリクエストヘッダーをそのまま伝播します。Content-Length のみが除去されており、リダイレクト先にヘッダーをコピーする前にオリジン(スキーム、ホスト、ポート)の比較を行いません。その結果、Authorization、Cookie、Proxy-Authorization といった認証ヘッダーや、X-API-Token のような任意のカスタムヘッダーが呼び出し元の知らないうちにリダイレクト先に転送されてしまいます。攻撃者が Vert.x HttpClient にリクエストを発行させ、それが攻撃者が管理するホストへリダイレクトされるように仕向けられた場合(例えば、Webhook ディスパッチャー、画像プロキシ、マイクロサービスの URL フェッチャーに URL を渡すなど)、元のリクエストに付与されたベアラートークン、ベーシック認証情報、セッション cookie、API キーなどを攻撃者が取得できてしまいます。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Eclipse Foundation
  • Vert.x 4.5.29 およびそれ以前
  • Vert.x 5.0.0 から 5.1.4

想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
・当該ソフトウェアは停止しません。
対策

参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [その他]
  2. 同一生成元ポリシー違反(CWE-346) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-15075
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-15075
  2. 関連文書 : https://gitlab.eclipse.org/security/cve-assignment/-/work_items/161
更新履歴

  • [2026年07月16日]
      掲載