【活用ガイド】

JVNDB-2026-023788

LinuxのLinux Kernelにおける不特定の脆弱性

概要

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました。virt: sev-guest: クリーンアップパスでホスト制御のページ順序を使用しない拡張ゲストリクエスト(SVM_VMGEXIT_EXT_GUEST_REQUEST)を発行する際、get_ext_report()はホストから証明書ブロブを取得するためのバッファを割り当て、そのサイズをreport_req->certs_lenに保持します。しかし、ホストは無効なバッファサイズを示すSNP_GUEST_VMM_ERR_INVALID_LENを返し、同時にそのバッファの期待される長さも通知する場合があります。get_ext_report()はその後、report_req->certs_lenをホスト制御の値で更新し、その値からページ順序を計算してバッファのクリーンアップを行います。これは誤っており、ホストが提供する長さは元の割り当てのページ順序と一致しない可能性があるため、ページアロケータの破損を引き起こす恐れがあります。この問題はalloc_pages_exact()を使用し、@npagesを再利用してfree_pages_exact()に渡すサイズを計算することで修正しました。整合性のため、ページ割り当て時にも@npagesを使用してサイズを計算していますが、この変更は機能に影響を与えません。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 6.13.8 以上 6.14 未満
  • Linux Kernel 6.14.1 以上 6.18.33 未満
  • Linux Kernel 6.19 以上 7.0.10 未満
  • Linux Kernel 6.14
  • Linux Kernel 7.1

想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-52959
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-52959
  2. 関連文書 : virt: sev-guest: Do not use host-controlled page order in cleanup path - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/3f6fb0211b39aaa1b841260681dd02ca6b693ed5)
  3. 関連文書 : virt: sev-guest: Do not use host-controlled page order in cleanup path - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/9e48b4f813d2c3db75d522aa82ab705ce04b7e2d)
  4. 関連文書 : virt: sev-guest: Do not use host-controlled page order in cleanup path - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/23e6a1ca04ae44806439a5a446e62e4d42e80bb4)
更新履歴

  • [2026年07月16日]
      掲載