【活用ガイド】

JVNDB-2026-023375

GNU ProjectのGNU Wgetにおけるヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

GNU Wget 1.25.0まで(コミット c2640fe で修正済み)には、src/url.c 内の convert_fname() 関数にヒープバッファオーバーフローの脆弱性があります。この脆弱性により、リモートの攻撃者が文字セット変換を必要とするサーバーから提供されたファイル名を通じてメモリ破損を引き起こすことが可能です。iconv の E2BIG 再割り当て処理時に出力バッファが小さすぎる場合、再割り当てロジックが残りの空き容量を誤って計算し、その結果ヒープバッファオーバーフローが発生します。これにより、悪意を持って細工されたサーバー応答を介して攻撃が実行される可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.1 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


GNU Project
  • GNU Wget 1.25.0 およびそれ以前

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
・当該ソフトウェアが扱う情報の一部が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VulnCheck
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. ヒープベースのバッファオーバーフロー(CWE-122) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-58471
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-58471
  2. 関連文書 : Fix buffer size handling in filename conversion (c2640fe5)  コミット  Wget / wget  GitLab
更新履歴

  • [2026年07月13日]
      掲載