【活用ガイド】

JVNDB-2026-023113

Zephyr ProjectのZephyrにおける境界外書き込みに関する脆弱性

概要

ネットワークソケットサブシステム(subsys/net/lib/sockets/sockets_tls.c)のTLSソケット接続パスにおいて、境界外書き込みおよび読み取りの可能性があります。TLSセッションキャッシュが有効な場合、tls_session_store()およびtls_session_restore()は、呼び出し元が指定したaddrlenの値を検証せずに、固定サイズバッファに呼び出し元から渡されたアドレスをmemcpyします。struct net_sockaddrは不透明型であるため、アプリケーションはsizeof(struct net_sockaddr)より大きいaddrlen(例えば24バイトのスタックバッファに対して128バイト)を渡すことができ、その結果memcpyがTLSセッションキャッシュで使用されているアドレス領域の末尾を越えて読み書きしてしまいます。この境界外書き込みはクラッシュおよびサービス拒否を引き起こし、さらに任意のコード実行を可能にする恐れがあります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Zephyr Project
  • Zephyr 4.3.0 およびそれ以前

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外書き込み(CWE-787) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-5066
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-5066
更新履歴

  • [2026年07月10日]
      掲載