【活用ガイド】

JVNDB-2026-022976

Kerasにおける信頼できないデータのデシリアライゼーションに関する脆弱性

概要

keras-team/keras バージョン 3.14.0 における脆弱性は、`Lambda` レイヤーの逆シリアライズ処理を不適切に扱うことにより任意のコード実行を可能にします。具体的には、`_raise_for_lambda_deserialization()` 関数が、`safe_mode` が `None` に設定されている場合(`SafeModeScope` コンテキスト外で `from_config()` が呼ばれた際のデフォルト値)にセーフモードガードを適用しないためです。このロジックエラーは、`None`(未設定またはデフォルト拒否)と `False`(明示的に無効化)を混同してしまい、ガードを回避して攻撃者が制御する `marshal` バイトコードの逆シリアライズを許してしまいます。影響を受ける呼び出し箇所には、`keras.layers.deserialize(config)`、`keras.models.clone_model(model)`、および `SafeModeScope(True)` に囲まれていない `Lambda.from_config(config)` の直接呼び出しが含まれます。この脆弱性は、サーバーあるいはユーザープロセスのコンテキスト内で任意の OS レベルのコードを実行させる攻撃に悪用可能です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Keras
  • Keras 3.14.0

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

huntr
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 信頼できないデータのデシリアライゼーション(CWE-502) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-12481
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-12481
更新履歴

  • [2026年07月10日]
      掲載