【活用ガイド】

JVNDB-2026-022864

LinuxのLinux Kernelにおける複数の脆弱性

概要

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました。KVMのarm64におけるフォールト注入およびATエミュレーション時のページテーブルウォークで、SRCUロックを取得するwalk_s1()およびkvm_walk_nested_s2()は、memslotの変更を保護するためにkvm->srcuを保持した状態で呼び出されることが想定されています。通常はこの通りですが、__kvm_at_s12()および__kvm_find_s1_desc_level()は、それぞれのウォーカーをkvm->srcuを取らずに呼び出していました。両方のケースで、テーブルウォークの前にkvm->srcuを取得することで修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.0 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 6.12 以上 6.18.36 未満
  • Linux Kernel 6.19 以上 7.0.13 未満
  • Linux Kernel 7.1

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な同期(CWE-662) [NVD評価]
  2. 同期の欠如(CWE-820) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-53277
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-53277
  2. 関連文書 : KVM: arm64: Take the SRCU lock for page table walks in fault injection and AT emulation - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/ec42b4ed1b072ea2d03f086061aa67bad6d8de39)
  3. 関連文書 : KVM: arm64: Take the SRCU lock for page table walks in fault injection and AT emulation - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/f2ca45b50d4216c9cc7ffabf50d9ad1932209251)
  4. 関連文書 : KVM: arm64: Take the SRCU lock for page table walks in fault injection and AT emulation - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/97706097f9b851cfe55c3b00b083dfc2bcf542bc)
更新履歴

  • [2026年07月09日]
      掲載