【活用ガイド】

JVNDB-2026-022832

traefikにおけるデータの信頼性についての不十分な検証に関する脆弱性

概要

TraefikはHTTPリバースプロキシおよびロードバランサーです。v2.11.51、v3.6.22、およびv3.7.6より前のバージョンでは、TraefikのForwardAuthミドルウェアは、trustForwardHeaderがfalseに設定されている場合でも、認証サービスに送信されるX-Forwarded-Portヘッダーを、サニタイズされた転送リクエストではなく元の受信リクエストから派生させていました。その結果、未認証のリモート攻撃者が平文のHTTP接続上でX-Forwarded-Proto: httpsヘッダーを注入し、TraefikにX-Forwarded-Port: 443を認証サービスに転送させることで、ポートベースの認可チェックを回避することが可能となっていました。この問題はv2.11.51、v3.6.22、およびv3.7.6で修正されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


traefik
  • traefik 2.11.51 未満
  • traefik 3.0.0 以上 3.6.22 未満
  • traefik 3.7.0 以上 3.7.6 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
・当該ソフトウェアが扱う情報の一部が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアは停止しません。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. データの信頼性についての不十分な検証(CWE-345) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-54764
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-54764
  2. 関連文書 : Fix x-forwarded-port in forward-auth by juliens  Pull Request #13344  traefik/traefik  GitHub
  3. 関連文書 : fix x-forwarded-port in forward-auth  traefik/traefik@7ae92d8  GitHub
更新履歴

  • [2026年07月09日]
      掲載