【活用ガイド】

JVNDB-2026-022723

kernel.org等の複数ベンダの製品における解放済みメモリの使用に関する脆弱性

概要

util-linuxのlibblkidライブラリに脆弱性が見つかりました。ネストされたパーティションの検出中に、BSD、Minix、Solaris x86、およびUnixWareのパーティション検出モジュールは、動的に割り当てられた配列内に親パーティションエントリへの生ポインタをキャッシュします。後続のパーティション追加で配列が再割り当てされると、このポインタが古くなり、ヒープの解放後使用(heap use-after-free)による読み取りが発生します。攻撃者は、細工されたブロックデバイスイメージ(例えば、USBの挿入やループマウントされたディスクイメージを経由して)を用いて、この脆弱性をユーザ操作なしに引き起こすことができます。これは、libblkidがudevやudisksによってブロックデバイスのホットプラグイベント時に自動的にroot権限で呼び出されるためです。これにより、限定的な情報漏洩やサービス拒否(DoS)を引き起こす可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


kernel.org
  • util-linux 2.42.2 未満
レッドハット
  • Red Hat Hardened Images
  • Red Hat OpenShift Container Platform 4.0 から 4.22.1
  • Red Hat Enterprise Linux 10.0
  • Red Hat Enterprise Linux 7.0
  • Red Hat Enterprise Linux 8.0
  • Red Hat Enterprise Linux 9.0

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報の一部が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 解放済みメモリの使用(CWE-416) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-13595
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-13595
  2. 関連文書 : libblkid: fix use-after-free in nested partition probing  util-linux/util-linux@c0186f1  GitHub
更新履歴

  • [2026年07月09日]
      掲載