【活用ガイド】

JVNDB-2026-022600

LinuxのLinux Kernelにおける不特定の脆弱性

概要

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました:soc/tegra: cbbにおけるクロスファブリックターゲットタイムアウトのルックアップの不具合です。ファブリックがエラー割り込みを受け取った際、そのエラーは別のファブリックで発生している可能性がありました。ターゲットタイムアウトのルックアップが誤った基底アドレス(cbb->regs)と、異なるファブリックのターゲットマップからのオフセットを使用していたため、カーネルページフォルトが発生していました。具体的には、仮想アドレス ffff80000954cc00 でのカーネルページング要求を処理できない状態となっていました。pcは tegra234_cbb_get_tmo_slv+0xc/0x28 です。コールトレースは次の通りです:tegra234_cbb_get_tmo_slv+0xc/0x28、print_err_notifier+0x6c0/0x7d0、tegra234_cbb_isr+0xe4/0x1b4です。tegra234_cbb_get_fabric() 関数を追加し、fab_idを用いて正しいファブリックデバイスを参照し、その基底アドレスを使ってターゲットタイムアウトレジスタにアクセスするように修正しました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 6.17 以上 6.18.33 未満
  • Linux Kernel 6.19 以上 7.0.10 未満

想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
・当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-53310
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-53310
  2. 関連文書 : soc/tegra: cbb: Fix cross-fabric target timeout lookup - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/a5f51b04cbb3ae0f9cb2c4488952b775ebb0ccbf)
  3. 関連文書 : soc/tegra: cbb: Fix cross-fabric target timeout lookup - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/c892d0d4fe5ec05d3fdfb1616c3c0e3c12ef5abc)
  4. 関連文書 : soc/tegra: cbb: Fix cross-fabric target timeout lookup - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/8445d69a5cabd8d6cb2bf0f8b798be205f53afa2)
更新履歴

  • [2026年07月08日]
      掲載