【活用ガイド】

JVNDB-2026-022371

F5 NetworksのNGINX Gateway Fabric等の複数製品における解放済みメモリの使用に関する脆弱性

概要

NGINX Open Source には ngx_http_v3_module に脆弱性が存在します。NGINX Open Source が HTTP/3 QUIC モジュールを使用するように構成されている場合、攻撃者の制御範囲外の条件が揃うと、リモートの未認証の攻撃者が、細工された HTTP/3 セッションを用いて QPACK エンコーダーストリームを再度開くことができます。これにより、NGINX のワーカープロセスで解放後使用(Use-after-Free)が発生し、再起動に至る可能性があります。さらに、アドレス空間配置のランダム化(ASLR)が無効なシステム、または攻撃者が ASLR を回避できる場合には、攻撃者がコードを実行できる可能性があります。注記:テクニカルサポート終了(EoTS)に達したソフトウェアバージョンは評価対象外です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.1 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


F5 Networks
  • NGINX Gateway Fabric 1.3.0 から 1.6.2
  • NGINX Gateway Fabric 2.0.0 以上 2.6.4 未満
  • NGINX Ingress Controller 3.5.0 から 3.7.2
  • NGINX Ingress Controller 5.0.0 以上 5.5.1 未満
  • NGINX Ingress Controller 4.0.0
  • NGINX Ingress Controller 4.0.1
  • NGINX Instance Manager 2.17.0 から 2.22.0
  • nginx open source 1.31.0 以上 1.31.2 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

F5 Networks レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 解放済みメモリの使用(CWE-416) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-42530
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-42530
更新履歴

  • [2026年07月06日]
      掲載