【活用ガイド】

JVNDB-2026-021658

7-Zipにおける保護メカニズムの不具合に関する脆弱性

概要

Windows向け7-Zipのバージョン26.02以前には、細工されたRAR5アーカイブを展開する際にMark-of-the-Webを保持できない問題があります。これは、アーカイブに含まれるZone.Identifierストリームを抑制する機能が正確な名前「Zone.Identifier」にのみ一致し、RAR5のSTMレコード「:Zone.Identifier:$DATA」には一致しないためです。NTFSはこれを同じストリームとして正規化し、伝播されたインターネットゾーンマーカーをZoneId=0で上書きしてしまいます。さらに、もう一つのSTMレコード「::$DATA」が展開されたファイルのデフォルトデータストリームを上書きします。このため、攻撃者はSmartScreenやMotWの警告を回避し、ファイル内容を偽装することが可能になります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 3.3 (注意) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


7-Zip
  • 7-Zip 26.02 およびそれ以前

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
・当該ソフトウェアが扱う情報の一部が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアは停止しません。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VulnCheck
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 保護メカニズムの不具合(CWE-693) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-58052
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-58052
  2. 関連文書 : GitHub - ip7z/7zip: 7-Zip  GitHub
更新履歴

  • [2026年07月01日]
      掲載