【活用ガイド】

JVNDB-2026-021582

The Cacti GroupのCactiにおけるSQL インジェクションの脆弱性

概要

Cactiはオープンソースのパフォーマンスおよび障害管理フレームワークです。バージョン1.2.30およびそれ以前には、managers.phpの未検証のunserialize関数とimplode関数の組み合わせによってSQLインジェクションの脆弱性が存在しました。managers.phpの756行目で、アプリケーションはcacti_unserialize(stripslashes(gnrv('selected_graphs_array')))を呼び出して$selected_itemsに値を割り当てています。cacti_unserialize()関数はallowed_classesをfalseに設定してunserialize()を呼び出し、オブジェクトインジェクションを防止しますが、任意の文字列配列の逆シリアライズは許可されています。その後、760行目から766行目にかけて、逆シリアライズされた配列の値が直接db_execute('DELETE FROM snmpagent_managers WHERE id IN (' . implode(',', $selected_items) . ')')に渡されており、整数検証が行われないままSQL文にimplodeされるため、SNMPエージェント管理権限を持つユーザーがSQLインジェクションを実行できる状態でした。この問題はバージョン1.2.31で修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.2 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


The Cacti Group
  • Cacti 1.2.31 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. SQLインジェクション(CWE-89) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-40083
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-40083
  2. 関連文書 : Release v1.2.31  Cacti/cacti  GitHub
更新履歴

  • [2026年06月30日]
      掲載